• 本

オリンピア ナチスの森で

集英社文庫 さ29−7

出版社名 集英社
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-08-746190-9
4-08-746190-4
税込価格 713円
頁数・縦 388P 16cm

商品内容

要旨

1936年8月、ナチス政権下のベルリンで第11回オリンピックが開催された。ヒトラーが開会を宣言し、ナチスがその威信を賭けて演出した。その大会を撮影し、記録映画の傑作『オリンピア』二部作を生み出した天才レニ・リーフェンシュタール。著者は彼女にインタビューを試みる…。運命の大会に参加した日本選手団をはじめとする多くのアスリートたちの人生をたどる長編ノンフィクションの傑作。

目次

序章 階段から
第1章 炎は燃えて
第2章 勝者たち
第3章 敗者たち
第4章 九千キロの彼方
第5章 素朴な参加者
第6章 苦い勝利
第7章 故国のために
第8章 氷の宮殿
終章 階段へ

おすすめコメント

72年前の民族の祭典(オリンピック)。日本人選手たちの挑戦そして運命とは?1936年、ナチス支配下のベルリンで第11回オリンピックが開催された。今なお切り離せない、政治とオリンピックとの関係。スポーツとは、民族とは? 当時の日本人選手の活躍、戦争直前の日本の空気も伝える。オリンピックイヤーだからこそ読みたい、ノンフィクションの傑作!

出版社・メーカーコメント

運命のオリンピックを多彩な証言で描く傑作1936年のオリンピック・ベルリン大会を撮影し、記録映画の傑作を生み出したレニ・リーフェンシュタール。著者は彼女へのインタビューを試みる。運命の大会に翻弄された人々を描くノンフィクション。

著者紹介

沢木 耕太郎 (サワキ コウタロウ)  
1947年東京都生まれ。79年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、82年『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、93年『深夜特急 第三便』でJTB紀行文学大賞、2003年菊池寛賞、06年『凍』で講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)