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リトビネンコ暗殺

出版社名 早川書房
出版年月 2007年6月
ISBNコード 978-4-15-208832-1
4-15-208832-X
税込価格 2,090円
頁数・縦 468P 20cm

商品内容

要旨

2006年11月23日、元FSB(ロシア連邦保安庁)中佐アレクサンドル・リトビネンコがロンドンで変死した。彼の体内からは、猛毒の放射性物質ポロニウム210が大量に検出され、ロンドン警視庁は毒殺が企てられたものとして捜査を進めていく。そして2007年5月22日、イギリスの検察当局は元FSB将校アンドレイ・ルゴボイを殺人罪で起訴すると発表した。世界の耳目を集めるこの暗殺事件はなぜ起きたのか?リトビネンコは、FSBによるオリガルヒ(新興財閥)のボリス・ベレゾフスキー暗殺計画を内部告発して当局の反発を招き、トルコからイギリスへ亡命、ロンドンでロシア政府に対する反体制活動を続けてきた。本書はそのリトビネンコの生涯を克明に綴ったもので、暗殺の背景にあるものとして、リトビネンコ、ベレゾフスキーを中心とする反体制派と、FSB、その背後にいる大統領プーチンとの対立の構図を浮かび上がらせていく。そして泥沼のチェチェン紛争に絡んだ謀略、相次ぐジャーナリスト、政治家の暗殺も白日のもとに晒す。リトビネンコの友人でイギリスへの亡命を手助けしたアレックス・ゴールドファーブと未亡人マリーナが、世界を震撼させた暗殺事件の真相を描く話題のノンフィクション。

目次

第1部 反徒が生まれるまで(亡命
変わり者の少佐)
第2部 クレムリンをめぐる闘争(略奪資本家
ダボス同盟)
第3部 戦争を告げる太鼓(反乱者
策謀者
告発者)
第4部 大統領が生まれるまで(ロシア流)(忠実なる者
勝者
逃亡者)
第5部 帰ってきたKGB(亡命者
探偵
追及
小さな核爆弾
鏡の間)

出版社
商品紹介

元ロシア諜報部員リトビネンコがロンドンで変死した事件の裏には、何があるのか。リトビネンコの友人と未亡人が真実を明かす。

著者紹介

ゴールドファーブ,アレックス (ゴールドファーブ,アレックス)   Goldfarb,Alex
1970年代にロシアから脱出した反体制科学者で、コロンビア大学の教鞭をとったこともある。ソ連崩壊後、ジョージ・ソロスのもとで働き、慈善事業に携わった。アレクサンドル・リトビネンコとは1990年代に親しくなり、リトビネンコとその家族がイギリスへ亡命するのを助けた。リトビネンコの回想録の執筆に力を貸し、FSBの不正を暴くことに協力してもいる。現在は、人権擁護活動を目的とするベレゾフスキーの財団の理事になっている
リトビネンコ,マリーナ (リトビネンコ,マリーナ)   Litvinenko,Marina
1993年、31歳の誕生パーティでFSBの若い将校だったリトビネンコと初めて出会い、結婚した。2000年に家族でイギリスに亡命。リトビネンコ亡きあとも、12歳の息子とともにロンドンに住んでいる
加賀山 卓朗 (カガヤマ タクロウ)  
1962年生まれ。1985年東京大学法学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)