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集団的自衛権とは何か

岩波新書 新赤版 1081

出版社名 岩波書店
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-00-431081-5
4-00-431081-4
税込価格 902円
頁数・縦 240,2P 18cm

商品内容

要旨

憲法改正とともに日本の今後を占う最大の焦点に浮上した集団的自衛権。その起源を検証し、戦後の日米関係においてそれがいかなる位置づけにあったのかを歴史的にたどる。そして今日の世界が直面する脅威の性格を冷静に見すえながら、集団的自衛権の行使による日米安保体制の強化という路線に代わる、日本外交のオルタナティヴを提起する。

目次

序章 憲法改正と集団的自衛権
第1章 憲章五一条と「ブッシュ・ドクトリン」
第2章 第一次改憲と六〇年安保改定
第3章 政府解釈の形成と限界
第4章 「自立幻想」と日本の防衛
第5章 「脅威の再生産」構造
第6章 日本外交のオルタナティヴを求めて

著者紹介

豊下 楢彦 (トヨシタ ナラヒコ)  
1945年兵庫県生まれ。京都大学法学部卒業。関西学院大学法学部教授。専攻、国際政治論、外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)