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思いやりのこころ

出版社名 1万年堂出版
出版年月 2007年8月
ISBNコード 978-4-925253-28-4
4-925253-28-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 274,3P 20cm
シリーズ名 思いやりのこころ

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 「思いやりとは、相手の立場に立つ気遣いであり、和する心であり、利他の精神です。これは日本人が昔から大切にしてきた心です」という著者。その言葉通り、豊臣秀吉や二宮金次郎などの他人への心遣いのエピソードや、古典『徒然草』で語られた人間のあるべき姿を通して、今も昔も人同士を繋ぐのは「思いやり」なのだと改めて気づかれました。読者から寄せられた「心にしみた親切」の体験談も掲載。心があたたかくなる一冊です。

    (2007年12月5日)

商品内容

目次

第1章 青空に白い百合(日本とトルコを結ぶ絆―エルトゥールル号の遭難 温かい心遣いは、百年の時を超えて語り継がれた
富山のくすり屋さん―「お金のことは心配せずに、病気になったら薬をのんで…」“先用後利”をキャッチフレーズに ほか)
第2章 百万本の秋桜(芭蕉と孝行娘の出会い―桜の美しさより、親の恩に報いようとする心の美しさ
千利休の戒め―形だけ真似をしようとするのは、実に情けない。自分の特徴を生かせ ほか)
第3章 つれづれ草の薫り(客が帰ったあとも、すぐに玄関の戸を閉めない心遣い
たとえ字が下手でも、手紙は自分で書くほうがいい ほか)
第4章 野に咲く色とりどりの花(夫からのプレゼント
次で降りるのでどうぞ ほか)

出版社
商品紹介

日本人が昔から大切にしてきた心を、古今東西のエピソードで見つめ直す。優しさ、謙虚さなど、今の時代に必要なメッセージを満載。

おすすめコメント

今、私たちは、何か大切なものを、忘れてはいないでしょうか。涙があふれるようなエピソード、意訳で楽しむ『徒然草』、読者の体験談で、日本人が昔から大切にしてきた「思いやり」の心を見つめ直します。

著者紹介

木村 耕一 (キムラ コウイチ)  
昭和34年、富山県生まれ。富山大学人文学部中退。東京都在住。エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)