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昭和の思想家67人

PHP新書 474

出版社名 PHP研究所
出版年月 2007年8月
ISBNコード 978-4-569-69362-0
4-569-69362-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 663,7P 18cm

商品内容

要旨

「昭和」が終わり二十年が経とうとしている。その六十余年の歴史には、目まぐるしい思想変遷があった。戦前‐戦後という大きな断絶、六〇年安保、七〇年大学闘争、オイルショック、ポストモダン、バブル経済…。時代意識の転換はいかに起き、作家や学者たちは、どのような発言をしたのか。三木清、芥川龍之介、柳田国男から丸山真男、吉本隆明、浅田彰まで、彼らの功罪を含めて果敢に批評。さらに、江戸川乱歩、司馬遼太郎、長谷川慶太郎らが登場するのも斬新である。豊饒な昭和思想史を総括した記念碑的労作。

目次

前篇 戦前篇(断絶と革新―解体期の意識
対立と多様―初発の熱意
同一と差異―思想の敗北的諸形態
停滞と崩壊―思想放棄)
後篇 戦後篇(再生と連続
再生と転換
前進と転換
前進と成長
解体と成熟)

おすすめコメント

三木清から浅田彰まで、60年に及ぶ昭和時代に登場した思想家約80人の言説を紹介。時代意識の典型を探り、新しい思考の展開を目指す。

著者紹介

鷲田 小彌太 (ワシダ コヤタ)  
1942年、札幌市生まれ。大阪大学文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科哲学・哲学史専攻博士課程修了。三重短期大学教授を経て、札幌大学教授。専門は、哲学、倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)