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観光地の賞味期限 「暮らしと観光」の文化論

出版社名 春風社
出版年月 2007年9月
ISBNコード 978-4-86110-120-5
4-86110-120-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 211P 19cm

商品内容

要旨

観光まちづくりに不可欠の要素とは?暮らしの目線で国内外13の事例を考察し、観光現象と地域文化の相互作用をとらえる。数々の地域の実践に参加してきた著者による、内発的・持続的な観光地づくりへの提言。

目次

経済、文化そして観光化という現象について
第1部 国内観光地へのまなざし(岐阜県・宮村―観光は環境破壊か? サステナビリティ
岐阜県・明知鉄道―ローカル線の旅幻想
富山県・おわら風の盆―しなやかさ/したたかさ フレキシブル
広島県・竹原/島根県・津和野/岐阜県・高山―観光地の創造性 小京都なるもの
広島県・尾道―見え隠れする風景 アフォーダンス
岐阜県・白川村―世界遺産はだれのもの?
滋賀県・長浜―閉ざされた観光コミュニティ ゲイテッド
岐阜県・多治見―めざすは「産業観光」ではない やきものの里に注ぐまなざし
新潟県・アルビレックス新潟/群馬県・ザスパ草津―サッカーはツーリズム・メディアとして有効か?)
第2部 海外観光地へのまなざし(イタリア・ヴェローナ―世界遺産を抱える地方都市
イタリア・ボローニア―共同性の源泉 場の磁力
韓国・春川/釜山―ブランディング メディア戦略の先に
韓国・清渓川―都市空間の魔力)

出版社
商品紹介

暮らしの目線で国内外13の事例を考察し、観光現象と地域文化の相互作用をとらえる。内発的・持続的な観光地づくりへの提言。

著者紹介

古池 嘉和 (コイケ ヨシカズ)  
1959年、名古屋市生まれ。筑波大学大学院環境科学研究科修了。福井県立大学経済・経営学研究科経済研究専攻博士後期課程単位取得満期退学。博士(経済学)。民間シンクタンクを退職後、岐阜女子大学文学部助教授、同教授を経て、名古屋学院大学経済学部政策学科教授。特定非営利活動法人「地域再生研究センター」研究部アドバイザー、独立行政法人「中小企業基盤整備機構」商業活性化アドバイザー。「なごや観光・コンベンション誘致企画委員」「乗鞍環境影響調査等評価委員」など公的な委員会に就く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)