• 本

麻雀放浪記 1

青春篇

文春文庫 あ7−3

出版社名 文藝春秋
出版年月 2007年10月
ISBNコード 978-4-16-732304-2
4-16-732304-4
税込価格 781円
頁数・縦 369P 16cm
シリーズ名 麻雀放浪記

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 電車内で読まない方が良い本

    通学中の車内でこの本を開いた瞬間にどっぷりと物語の中に入り込んでしまい、降りるべき駅を行ったり来たり3回逃し、最後は本を開けないようにカバンの中に押し込んで、ようやく目的地で降りられた経験あり。血湧き肉躍る小説とはこの本のこと。麻雀を知らない人は、この小説の面白さを理解できない自分の愚かしさを知れ。(全4 巻)(ミシマ社『THE BOOKS』より転載)

    (2013年3月14日)

  • なつかしい作品が復刊されたものだ。この小説は昭和44年双葉社から初めて刊行され、その後昭和末期に角川書店で文庫化された。読書子がこの麻雀小説を初めて読んだのがこの時期であるから、かれこれ20年ほども前のことになる。ふたたび読み返してみる機会を得て感じたのは、初読当時と変わらぬ刺激であった。ばれなければイカサマではないという玄人同士の勝負。お互いが持てるイカサマ技を駆使して”運”を自分に手繰り寄せようとする駆け引きの連続。読書子自身、昔、牌を握っていた時期もあるだけに、たまらない興奮を感じた1冊。映画化もされているから、初めての方はそちらから入門してみるのもよいだろう。 (のり)

    (2008年3月12日)

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商品内容

要旨

終戦直後、焼け野原の上野のドヤ街で「ドサ健」と出会い、一気に博打にのめりこんだ主人公の「坊や哲」。チンチロリンや麻雀の技、いかさまの腕を磨いた哲が「出目徳」や「女衒の達」「上州虎」ら仕事師と渡り合い、生き残りをかけて激闘する阿佐田哲也のピカレスクロマンの最高傑作。

著者紹介

阿佐田 哲也 (アサダ テツヤ)  
本名・色川武大、昭和4(1929)年、東京に生まれる。東京市立第三中学校中退。36年に「黒い布」で中央公論新人賞、52年に「怪しい来客簿」で泉鏡花文学賞、53年に「離婚」で直木賞、57年に「百」で川端康成文学賞、平成元年に「狂人日記」で読売文学賞をそれぞれ受賞。阿佐田哲也の筆名でも「麻雀放浪記」など著書多数。平成元年4月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)