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兵士を追え

小学館文庫 す7−3

出版社名 小学館
出版年月 2007年11月
ISBNコード 978-4-09-408223-4
4-09-408223-9
税込価格 848円
頁数・縦 697P 16cm

商品内容

要旨

深海に身を沈め、敵艦の音を探る潜水艦。空から海の守りにつく哨戒機―。自衛隊で働く隊員たちの姿をみつめ、声を拾い集める「兵士」シリーズ第三弾は、急増する領海侵犯に日夜眼を光らせる、海上自衛隊の潜水艦および哨戒機部隊に鋭く迫る。一隻四百五十億円を越す“最高機密の塊”に乗り込んでの密着取材。逃げ場のない鉄の檻の中で、海の防人たちは何を思うのか。さらに、哨戒機P3Cへの同乗取材も敢行!ソナーマン、センサーマン、武器員、戦術航海士…。海自の「兵士」、孤高の職人たちの姿を追う。

目次

第1部 潜航せよ!(「秘」
ドルフィンマーク
指定席
後進微速
孤高の十六人
着信拒否
潜度xxxm
音の狩人)
第2部 海上警備行動発令(爆弾投下
お守り
名人
紙芝居
寝言
回避運動
六甲颪
覚悟)
第3部 対潜水艦戦(探知あり
鮫肌
海の隠れ家
内なる敵)
第4部 どんがめ群像(面構え
ジュートラ
ダンスマン
学習院卒
大観を観る
深呼吸
代償
待ち受け画面)
エピローグ 陸に上がる日

おすすめコメント

急増する領海侵犯に目を光らせる、海上自衛隊の潜水艦および哨戒機部隊。一隻四百五十億円を越す“最高機密の塊”潜水艦に長期同乗取材を敢行。陽の光も届かない深海で、「兵士」は何を思うのか―。シリーズ第三弾!

著者紹介

杉山 隆男 (スギヤマ タカオ)  
1952年東京生まれ。一橋大学社会学部卒業。読売新聞社記者を経て著作活動に入る。86年に『メディアの興亡』で大宅壮一ノンフィクション賞を、96年に『兵士に聞け』で新潮学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)