• 本

ゴールデンスランバー A MEMORY

出版社名 新潮社
出版年月 2007年11月
ISBNコード 978-4-10-459603-4
4-10-459603-5
税込価格 1,728円
頁数・縦 503P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全4件

  • 映画公開です。

    首相暗殺の犯人に仕立て上げられた「青柳」。とてもショッキングな内容ですがそこは「伊坂」の手にかかれば重くならないミステリーに。映画の公開も重なり、売れ行きもまだまだ好調。「青柳」の第二の人生を是非描いてほしいです。後味が悪くは無いがすっきりしないので紹介したくは無かったのですが、今が旬の為再度読み直し書いております。

    (2010年2月1日)

  • 伊坂、久々の長編は、やはり快テンポ

    いつもの伊坂の様に、快適なテンポで話は進むが、第1部第2部第3部は、さまざまな伏線がはられている。第4部で急展開。読者は、主人公になった気持ちで一緒に逃げている気分になるだろう。

    (2008年2月28日)

  • 人間、生きててなんぼだ

    『首相暗殺の濡れ衣』普通に生きてきた青年・青柳が突然巻き込まれる大事件。弁解もさせてもらえず、命すらねらわれる。青柳が逃げ続ける2日間の濃密な内容に、グイグイ惹き寄せられる。“用意された犯人”となってしまった彼は、ただひたすら逃げる。それに関わってくるのは、大学時代の仲間。無実を信じ、一方的な応援団となって彼を助ける友人達。過去と現在を交互に追いながら、ストーリーは進む。ここまで大規模な事件など、あるはずがない‥そう思いたいが、現代社会は果たしてそう言い切れるか。「自分には信じられるものがあるか。何を支えとするのか。」主人公と共に走り、悩む。ラストに向け、見事につながる伏線の数々。決してハッピーエンドではないが、胸を熱くそして切なくさせる。伊坂幸太郎、恐るべし!

    (2008年1月16日)

  • 負けるな!!青柳雅春

    こんな荒唐無稽な話があるか!!ってはじめは思ったけど、今の世の中無いとは言い切れない恐ろしさがある。どこにでもいる一般市民が、でっち上げの犯人にされ、国中から追われる身になるなど、考えも及ばないが、読み進めていくうちに・逃げろ青柳、捕まるな青柳、生きろ青柳、負けるな青柳!!って、応援してる自分がいた。このままでは多分、終わらない。そんな感じの小説です。

    (2007年12月23日)

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商品内容

文学賞情報

2008年 第21回 山本周五郎賞受賞
2008年 第5回 本屋大賞受賞

要旨

仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた―。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界―、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。

出版社
商品紹介

「俺はどうなってしまった?」「一体何が起こっている?」首相暗殺の濡れ衣を着せられた男は、国家的陰謀から逃げ切れるのか。

おすすめコメント

冴えわたる伏線、印象深い会話、時間を操る構成力……すべての要素が最強の、伊坂小説の集大成!! 仙台での凱旋パレード中、突如爆発が起こり、新首相が死亡した。同じ頃、元宅配ドライバーの青柳は、旧友に「大きな謀略に巻き込まれているから逃げろ」と促される。折しも現れた警官は、あっさりと拳銃を発砲した。どうやら、首相暗殺犯の濡れ衣を着せられているようだ。この巨大な陰謀から、果たして逃げ切ることはできるのか? 

著者紹介

伊坂 幸太郎 (イサカ コウタロウ)  
1971年千葉県生まれ。’95年東北大学法学部卒業。’96年サントリーミステリー大賞で、『悪党たちが目にしみる』が佳作となる。2000年『オーデュポンの祈り』で、第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。’03年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞を、’04年「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞短編部門を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)