
僕とポーク
出版社名 | マガジンハウス |
---|---|
出版年月 | 2007年12月 |
ISBNコード |
978-4-8387-1829-0
(4-8387-1829-2) |
税込価格 | 1,047円 |
頁数・縦 | 211P 21cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
-
-
昭和な感じがたまらない
-
おすすめ度
- (有)フジヤ書店 (北海道網走市)
『きょうの猫村さん』同様、鉛筆でのほのぼのタッチは健在、ほしよりこさん待望の新作です。3話収録されていて、それぞれがいい味を出しています。「たろちゃん」は“ネット(パソコン?)”をおねだりする子どもと、ぜいたくだと反対する両親の話。「僕とポーク」は将来恵まれない国へ送るつもりで養豚場のブタをもらい受け、育て続ける子どもの成長記。「文豪の苦悩」は現役作家と、断筆宣言して画家へ転向した芸術家との、文壇バーでの悩めるやりとり。どの話も主人公ばかりでなく、登場人物たちにはそれぞれにドラマがあり、短い話にも関らず、読みごたえのあるものとなっています。しかし、そこをサラっと読ませてしまうような肩の力の抜けた画風も魅力の1つです。“ほしワールド”を未体験の方も是非、その不思議な魅力に夢中になることでしょう。
(2008年2月1日)
-
おすすめ度
-
商品内容
要旨 |
「ブーちゃんを何よりも必要としていたのは僕でした」泣くもよし笑うもまたよし。ほしワールドをたっぷりと!『きょうの猫村さん』のほしよりこから届いた、最新漫画3編。 |
---|
おすすめコメント
『きょうの猫村さん』のほしよりこ作。 「豚だって豚なりにしっかり生きたはずだし」 泣くもよし、笑うもまたよし。ほしワールドをたっぷりと! ■主な登場人物■ 『たろちゃん』:たろちゃん(四歳)、お父さん、お母さん、タケオ、おやっさん、アサヒ電気さん他/ 『僕とポーク』:イサオ、ブーちゃん(豚)、養豚場の主人、両親、哲夫、原田/ りえ(テニス風サークル)、佐倉夕子(同)他/ 『文豪の苦悩・・・・』:Vネック(小説家)、ジェリー(画家)、ちいママ、/ 榊原雄山先生(芸術家)、トンちゃん(相撲部屋)、モンちゃん(同)他/ 『鳥』:鳥たち/