• 本

隠蔽捜査

新潮文庫 こ−42−3

出版社名 新潮社
出版年月 2008年2月
ISBNコード 978-4-10-132153-0
4-10-132153-1
税込価格 825円
頁数・縦 409P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • こんな風に生きたい!

    今野敏さんの本はどれもお勧めですが、特にこの『隠蔽捜査』は一番です。男女問わず一巻を読めば必ず続編が読みたくなります。主人公の竜崎(警察官僚)の仕事に対する考え方、生き方が真っすぐで、潔くって大好きです。

    (2014年1月4日)

商品内容

要旨

竜崎伸也は、警察官僚である。現在は警察庁長官官房でマスコミ対策を担っている。その朴念仁ぶりに、周囲は“変人”という称号を与えた。だが彼はこう考えていた。エリートは、国家を守るため、身を捧げるべきだ。私はそれに従って生きているにすぎない、と。組織を揺るがす連続殺人事件に、竜崎は真正面から対決してゆく。警察小説の歴史を変えた、吉川英治文学新人賞受賞作。

おすすめコメント

警察官僚(キャリア)は正義を貫けるか? 吉川英治文学新人賞受賞作。連続殺人、それは序章に過ぎなかった。竜崎伸也は、警察官僚である。現在は警察庁長官官房でマスコミ対策を担っている。その朴念仁ぶりに、周囲は〈変人〉という称号を与えた。だが彼はこう考えていた。エリートは、国家を守るため、身を捧げるべきだ。私はそれに従って生きているにすぎない、と。組織を揺るがす連続殺人事件に、竜崎は真正面から対決してゆく。警察小説の歴史を変えた、吉川英治文学新人賞受賞作。

著者紹介

今野 敏 (コンノ ビン)  
1955(昭和30)年北海道生れ。上智大学在学中の’78年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006(平成18)年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を受賞。さまざまなタイプのエンターテインメントを手がけるが、警察小説の書き手としての評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)