Ｌ、最期の２３日間。劇場版『デスノート』から、ついにスピンオフ「Ｌ」登場。究極の選択をしたのち、Ｌに降りかかった最後の事件を描く完全オリジナルストーリー。映画原案に参加した謎の人気作家Ｍが小説版を書き下ろし。スクリーンでは見られないＬの言葉、Ｌの想いがここに。Ｌ　ｗｉｔｈ月描き下ろし口絵付。

コンゴでエボラ様出血熱ウイルスが見つかった。免疫学者の二階堂が抗ウイルス薬を完成させるが、ウイルスは“人口の削減”を目指す環境テロ組織「ブルーシップ」に奪われる。二階堂の娘・真希は抗ウイルス薬データを携え、キラ事件を解決し余命２３日となったＬの元に駆け込む。二階堂の助手・久條とＦＢＩ捜査官・駿河も合流。実は「ブルーシップ」に所属する久條は抗ウイルス薬データを、駿河はデスノートを狙っていた。内部に敵を抱えながらテロ組織と交渉するＬ。その最中、真希はウイルスを打たれてしまう。Ｌは組織やＦＢＩに追われながら、真希のため抗ウイルス薬を作らなければならなくなる。命のタイムリミットを切られてしまったＬと真希。幾重ものトラップをかわしながら、世界一の名探偵・Ｌが最後のミッションを遂行する！『デスノート』オリジナル新作映画を小説化。