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構造以来の道 哲学論集1970−1993

出版社名 みすず書房
出版年月 2008年1月
ISBNコード 978-4-622-07353-6
4-622-07353-6
税込価格 7,260円
頁数・縦 464,20P 22cm

商品内容

要旨

衝撃の書『科学革命の構造』以後に公刊された哲学論文集。「科学革命とは何か?」「自然科学と人間科学」ほか、20世紀後半を代表する科学史家・科学哲学者クーンの後期思考の全貌をつたえる。

目次

第1部 科学革命をとらえ直す(科学革命とは何か?
通約可能性・比較可能性・意思疎通可能性
科学史の中の可能世界
『構造』以来の道
歴史的科学哲学の難点)
第2部 註釈と応答(私の批判者たちについての省察
構造変化としての理論変化―スニード形式主義への註釈
科学の中の隠喩
合理性と理論選択
自然科学と人間科学
あとがき
歴史所産としての科学知識)
第3部 トーマス・S・クーンとの討論

出版社
商品紹介

『科学革命の構造』以降、独自の思考を展開していったクーンの後期論文集成13編。自伝的インタビュー付き。

著者紹介

クーン,トーマス・S. (クーン,トーマスS.)   Kuhn,Thomas S.
1922‐1996。米国オハイオ州シンシナッティのユダヤ人家系に生まれる。ハーヴァード大学で物理学を学び、軍務を経て、1949年Ph.D.(物理学)。47年ハーヴァード大学で科学史を教え始め、56年カリフォルニア大学バークリー校に移り、その後、64年プリンストン大学教授、79年MIT教授を歴任、91年に引退。1996年6月17日死去
佐々木 力 (ササキ チカラ)  
1947年宮城県生。東京大学大学院総合文化研究科(数理科学研究科兼任)教授。東北大学(在中国瀋陽)講座教授。東北大学理学部数学科卒。76‐80年プリンストン大学大学院でクーンらに学び、Ph.D.(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)