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原発・正力・CIA 機密文書で読む昭和裏面史

新潮新書 249

出版社名 新潮社
出版年月 2008年2月
ISBNコード 978-4-10-610249-3
4-10-610249-8
税込価格 924円
頁数・縦 255P 18cm

商品内容

要旨

一九五四年の第五福竜丸事件以降、日本では「反米」「反原子力」気運が高まっていく。そんな中、衆院議員に当選した正力松太郎・讀賣新聞社主とCIAは、原子力に好意的な親米世論を形成するための「工作」を開始する。原潜、讀賣新聞、日本テレビ、保守大合同、そしてディズニー。正力とCIAの協力関係から始まった、巨大メディア、政界、産業界を巡る連鎖とは―。機密文書が明らかにした衝撃の事実。

目次

プロローグ 連鎖反応
第1章 なぜ正力が原子力だったのか
第2章 政治カードとしての原子力
第3章 正力とCIAの同床異夢
第4章 博覧会で世論を変えよ
第5章 動力炉で総理の椅子を引き寄せろ
第6章 ついに対決した正力とCIA
第7章 政界の孤児、テレビに帰る
第8章 ニュー・メディアとCIA
エピローグ 連鎖の果てに

著者紹介

有馬 哲夫 (アリマ テツオ)  
1953(昭和28)年生まれ。早稲田大学教授(メディア論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)