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ヴェトナム変化する医療と儀礼

出版社名 春風社
出版年月 2008年3月
ISBNコード 978-4-86110-145-8
4-86110-145-X
税込価格 2,619円
頁数・縦 239P 19cm

商品内容

要旨

結婚式・葬式の儀礼、日常的なハーブの使用法、社会主義的な基礎を保ち続けるコミュニティのあり方、村の医療体制に関するフィールドワークや民間宗教の調査が、グローバルの波にのまれ変化のなかにあるヴェトナムの「いま」を照らし出す。巻末に本邦初訳となる『南薬神効』ヴェトナム国語版・部分試訳を付す。

目次

変化する医療と儀礼―まえがきに代えて
バクニン省ヴィエムサー村に見る富の再分配機構としてのむら―農業生産合作社を中心に
人生儀礼―結婚と葬礼
ヴェトナムの黒タイ村落における伝統医療の現状
『南薬神効』と民間ハーブ治療―ヴェトナムと日本へ越境した『本草綱目』
中国民衆宗教の伝播とヴェトナム化―漢喃研究院所蔵諸経巻簡介

出版社
商品紹介

結婚式・葬式の儀礼や、日常的なハーブの使用法などに関するフィールドワークなどから、変わりゆく暮らしの諸相を観察する人類学。

著者紹介

板垣 明美 (イタガキ アケミ)  
1993年、筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学。博士(文学 筑波大学)。横浜市立大学国際総合科学部准教授。専門は文化人類学、研究分野は医療人類学、環境人類学。薬剤師の免許をもつ
末成 道男 (スエナリ ミチオ)  
1970年、東京大学大学院博士課程修了。聖心女子大学、東京大学、東洋大学元教授
武内 房司 (タケウチ フサジ)  
1956年生。学習院大学文学部教授。中国近代史専攻
宮沢 千尋 (ミヤザワ チヒロ)  
1962年生。南山大学人文学部人類文化学科准教授。ベトナム人類学専攻
樫永 真佐夫 (カシナガ マサオ)  
1971年生。国立民族学博物館民族社会研究部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)