ベルカ、吠えないのか?
文春文庫 ふ25−2
| 出版社名 | 文藝春秋 |
|---|---|
| 出版年月 | 2008年5月 |
| ISBNコード |
978-4-16-771772-8
(4-16-771772-7) |
| 税込価格 | 880円 |
| 頁数・縦 | 394P 16cm |
商品内容
| 要旨 |
キスカ島に残された四頭の軍用犬北・正勇・勝・エクスプロージョン。彼らを始祖として交配と混血を繰りかえし繁殖した無数のイヌが国境も海峡も思想も越境し、“戦争の世紀=20世紀”を駆けぬける。炸裂する言葉のスピードと熱が衝撃的な、エンタテインメントと純文学の幸福なハイブリッド。文庫版あとがきとイヌ系図を新に収録。 |
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おすすめコメント
一九四三年、日本軍が撤収したキスカ島。残された四頭の軍用犬。そこから「イヌによる近現代史」が始まった!1943年・アリューシャン列島。アッツ島の守備隊が全滅した日本軍は、キスカ島からの全軍撤退を敢行。島には「北」「正勇」「勝」「エクスプロージョン」の4頭の軍用犬だけが残された。そしてそれはイヌによる新しい歴史の始まりだった――。2002年『アラビアの夜の種族』で日本推理作家協会賞と日本SF大賞を受賞、読書界を震撼させた古川日出男さん。今回の書き下ろし新作は「イヌと現代史」を融合させた壮大な野心作。さまざまな戦場で、宇宙で、「世界」で、「イヌ」たちはどのようにサヴァイヴし、ヒトと関わったのか? 感性の極限で描かれた力作です。(SY)