• 本

直木三十五伝

文春文庫 う22−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2008年6月
ISBNコード 978-4-16-771786-5
4-16-771786-7
税込価格 681円
頁数・縦 324P 16cm

商品内容

要旨

小心にして傲岸、寡黙にして雄弁、稀代の浪費家にして借金王、女好きのプランメイカー、直木三十五。「藝術は短く、貧乏は長し」とばかりに、莫大な借金に追われながら、七百篇におよぶ小説・雑文を書き、昭和初期の文壇に異彩を放ち、悠然と人生を駆け抜けた人気作家の全貌をあますところなく描いた評伝決定版。

目次

第1部 無名時代(上京
佛子寿満との同棲 ほか)
第2部 関西時代(「苦楽」編集と作家デビュー
プラトン社の同僚、川口松太郎と岩田専太郎 ほか)
第3部 流行作家(東京生活の復活
直木三十五の誕生 ほか)
第4部 晩年(晩年
入院 ほか)

著者紹介

植村 鞆音 (ウエムラ トモネ)  
昭和13年(1938)、愛媛県松山市に生れる。父清二。伯父宗一(直木三十五)。昭和37年、早稲田大学第一文学部史学科卒業。同年、東映株式会社入社。昭和39年、株式会社テレビ東京入社。平成6年(1994)、同局常務取締役。平成11年、株式会社テレビ東京制作代表取締役社長。現在、DACグループ顧問。著作に第55回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した「歴史の教師 植村清二」(中央公論新社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)