商品内容
| 要旨 |
1923年9月1日、関東大震災で真紅の火焔に包まれた一家。自警団に拉致された父と生き別れた少年・重夫は、母とともに神戸へ、さらに上海へと流れてゆく。中国革命のさなか、様々な人々と出会いながら、重夫がその目で見たものは…。 |
|---|---|
| 出版社 商品紹介 |
1920年代・中国。独立を求めるアジアの人々の叫びが響きわたる。朝鮮と日本、2つの民族の血をひく少年が、その激動の中で見たものは…。 |
| 要旨 |
1923年9月1日、関東大震災で真紅の火焔に包まれた一家。自警団に拉致された父と生き別れた少年・重夫は、母とともに神戸へ、さらに上海へと流れてゆく。中国革命のさなか、様々な人々と出会いながら、重夫がその目で見たものは…。 |
|---|---|
| 出版社 商品紹介 |
1920年代・中国。独立を求めるアジアの人々の叫びが響きわたる。朝鮮と日本、2つの民族の血をひく少年が、その激動の中で見たものは…。 |
0100000000000032078839
4-08-774887-1
河 1
小田実/著
集英社
0
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BK
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1923年9月1日、9歳の重夫は父母とともに関東大震災に罹災する。自警団に拉致された朝鮮人の父と生き別れた重夫は、日本人の母とともに、母の実家・神戸へ身を寄せる。父が朝鮮独立運動に身を投じるため、朝鮮に渡ったということを知った重夫と母は、運命の糸に導かれるかのように、上海へ向かう。日本で、中国の租界で、民族自立と革命を目指す人々と、その周囲で蠢く複雑な人間模様に触れた重夫は、朝鮮人であり同時に日本人である自分を冷徹に見つめながら、日本と中国、そして朝鮮を中心とした、大きな歴史の渦のなかに、深く足を踏み入れていく。「人間の血と涙がいっぱいつまった歴史のなかを流れてゆく」いくつもの「河」。その河を渡って、重夫が見たものは……?闘いの先にあるはずの、一番大切なもの「自由」とは……?
出版社・メーカーコメント
平和を願い闘い続けた小田実、最期の小説!2007年惜しまれつつ逝った著者の遺作がついに刊行。1920年代・中国。独立を求めるアジアの人々の叫びが響きわたる。朝鮮と日本、二つの民族の血をひく少年が、その激動の中で見たものは…!?