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Doing思想史

出版社名 みすず書房
出版年月 2008年6月
ISBNコード 978-4-622-07392-5
4-622-07392-7
税込価格 3,520円
頁数・縦 233,3P 20cm

商品内容

要旨

破天荒な思想家たちがいた日本近世近代。主題は自然、経済倫理、近代化、言葉。今や行き詰まるグローバリズムの先を読むスリリングな冒険。講義と講演11篇。

目次

アジア研究の視座―近代と近代化をめぐって
安藤昌益―忘れられた思想家と近代の苦境
Doing思想史
市民社会と日本の近代―解釈史的概説
丸山眞男の思想―歴史と政治をめぐって
翻訳と思想史―萩生徂徠と緒方洪庵
近代日本の「伝統的」講―コスモポリタニズムと自国主義を越えて
自然は人権の源である、しかし自然は権利をもたない

出版社
商品紹介

安藤昌益、緒方洪庵、丸山眞男…、近代日本の〈伝統的〉講/平和憲法とエコロジー他。日本近現代の経済史に明るいスリリングな思想史。

著者紹介

ナジタ,テツオ (ナジタ,テツオ)   Najita,Tetsuo
1936年、ハワイ生まれ。1965年、ハーヴァード大学で博士号取得。カールトン・カレッジ、ウィスコンシン州立大学を経て、1969年以降シカゴ大学で教鞭をとる。現在、シカゴ大学ロバート・S・インガソル記念殊勲名誉教授(歴史学・東アジア言語文化研究)。専攻は近代日本政治史・政治思想史。1989年に大阪府より山片蟠桃賞を受賞
平野 克弥 (ヒラノ カツヤ)  
1967年生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。シカゴ大学で博士号取得。ディポール大学助教授を経て、現在、コーネル大学歴史学部助教授。専攻は近世近代日本の文化史、思想史、社会理論・歴史理論
三橋 修 (ミハシ オサム)  
和光大学名誉教授
笠井 昭文 (カサイ アキフミ)  
立教大学兼任講師
沢田 博 (サワダ ヒロシ)  
『ニューズウィーク日本版』編集顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)