スピンはめぐる 成熟期の量子力学
新版
出版社名 | みすず書房 |
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出版年月 | 2008年6月 |
ISBNコード |
978-4-622-07369-7
(4-622-07369-2) |
税込価格 | 5,060円 |
頁数・縦 | 284,59P 22cm |
商品内容
要旨 |
スピンの概念は紆余曲折の末に理論的に焦点を結び、相対論化され、量子力学の射程を大きく伸ばした。それは荷電スピンの概念につながり、人知が原子核の内側へ踏み込むことを可能にしたのである。その過程で、「アクロバットのよう」なディラックの思考、つぎつぎと問題の鍵を見いだす「パウリの正攻法」、現象論的な類推から本質に辿り着く「ハイゼンベルク一流の類推法」など、さまざまな個性の頭脳が自然の謎と格闘する。本書はそんな「興奮の時代」と呼ばれた量子力学の成熟過程を、近体験する旅である。 |
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目次 |
夜明け前 |
出版社 商品紹介 |
スピン発見に至る思考をたどり、「古典的記述不可能」な量子力学的概念の真髄に迫る世界的名著。朝永生誕100年記念上製版で蘇る。 |