• 本

河 2

出版社名 集英社
出版年月 2008年7月
ISBNコード 978-4-08-774888-8
4-08-774888-X
税込価格 4,400円
頁数・縦 649P 22cm
シリーズ名

商品内容

要旨

朝鮮独立運動に身を投じた父と離れて暮らす少年・重夫は、母とともに上海から、広州の伯父のもとへ渡る。中国革命の拠点・広州、そして香港で、アジアの人々の思いを知る重夫。国民党「右派」、「左派」、共産党の異常な緊張関係のなか、一九二六年七月、ついに北伐が始まる…。アジアの民衆の叫びが河の水面に響き渡る…「自立」の意味を問う全体小説。

出版社
商品紹介

朝鮮独立運動に身を投じた父と離れて暮らす重夫は、中国革命の拠点・広州へと渡る。アジアの民衆の叫び声が、河の水面に響き渡る。全3巻。

出版社・メーカーコメント

「自立」の意味を問う、小田実最期の超大作!朝鮮独立運動に身を投じた父と離れて暮らす重夫は、中国革命の拠点・広州へと渡る。広州・香港・武漢などで、革命を目指す人々との交流を深める重夫。アジアの民衆の叫び声が、河の水面に響き渡る。

著者紹介

小田 実 (オダ マコト)  
1932年6月2日、大阪市福島に生まれる。61年、旅行記『何でも見てやろう』がベストセラーに。65年、のちに「ベトナムに平和を!市民連合(ベ平蓮)」の名で広く知られるようになるベトナム反戦運動にたずさわり、74年の解散まで、市民運動をリードしていく。その後も市民運動、反戦運動に関わりながら、様々な著作を発表。88年、アジア・アフリカ作家会議で『HIROSHIMA』(81年発表)がロータス賞を受賞。96年、前年の阪神・淡路大震災被災者の補償を求める「市民=議員立法運動」を開始。97年、短編『「アボジ」を踏む』が川端康成文学賞を受賞。2004年、「九条の会」の呼びかけ人に。07年7月30日、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)