中世を旅する人びと ヨーロッパ庶民生活点描
ちくま学芸文庫 ア25−3
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2008年7月 |
ISBNコード |
978-4-480-09157-4
(4-480-09157-2) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 339P 15cm |
商品内容
要旨 |
西洋中世における遍歴職人の「旅」とは、糧を得るための苦行であり、親方の呪縛から解放される喜びでもあった。彼らを迎える旅篭は常連客に優先してテーブルを割り当て、旅人を区分するしきたりを持っていた。遍歴職人・親方・旅篭主人達の必死なせめぎ合いに、当時の名もなき民衆の悲哀が漂う。本書は歴史の表舞台に登場しない彼ら庶民にスポットを当てた社会史。丹念な考察により、当時の人びとの息吹が蘇る。中世史研究の第一人者の初期代表作。’80年サントリー学芸賞受賞。 |
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目次 |
1 道・川・橋 |