• 本

血の冠

出版社名 祥伝社
出版年月 2008年7月
ISBNコード 978-4-396-63302-8
4-396-63302-5
税込価格 2,052円
頁数・縦 391P 20cm

商品内容

要旨

警察OBの越沼が殺された。頭蓋骨が切断され、脳味噌に王冠のように釘を植えつけられて。それはかつて「キング」と呼ばれる殺人者が繰り返した、二十六年前の忌まわしい迷宮入り事件の手口と同じだった―。弘前中央署会計課係長の小松一郎は、幼馴染みの警視庁警視正・風間によって、捜査の最前線に立たされる。少年時代二人はキングの被害者だったのだ。地元有力者を密かに容疑者と目する風間たち。だが、その追跡も空しく、猟奇殺人はさらに続く。そして、解決の鍵となる捜査資料が紛失した。署内に事件と関わりのある者がいるのか?北の街を舞台に心の疵と正義の裏に澱む汚濁を描く、警察小説の傑作誕生。

出版社
商品紹介

弘前を舞台に描く本格的長編警察小説。弘前中央署会計課係長・小松一郎という異色の警察官を主人公にしたサスペンスとアクション豊かな作品。

おすすめコメント

“疵(きず)つく心と汚濁の街”警察小説、2008年の収穫。内勤警官・小松一郎(こまついちろう)連続猟奇殺人を追う。被害者の頭部を王冠のように飾りたてる殺人者。26年前の迷宮入り事件が北の都・弘前に蘇った――「やつらはある種の優越感とともに、内勤の人間をデスク組と呼ぶ。社会の秩序を保っているのは自分たちであり、自分たちこそが本物のデカだと言いたいのだ。だが、各警察署の、いや、警察という組織そのものの秩序を保っているのが、連中がデスク組と軽蔑する人間たちである現実には決して目をむけたがらない。とはいえ、確かにここは刑事課の連中のテリトリーだ。なぜ自分がここに呼ばれたのか、理由を聞きたいのはこっちだった。」(本文より)「警察OBの越沼(こしぬま)が殺された。頭蓋骨が切断され、脳味噌に王冠のように釘を植えつけられて。それはかつて「キング」と呼ばれる殺人者が繰り返した、二十六年前の忌(い)まわしい迷宮入り事件の手口と同じだった――。 弘前(ひろさき)中央署会計課係長の小松一郎(こまついちろう)は、幼馴染(おさななじ)みの警視庁警視正・風間(かざま)によって、捜査の最前線に立たされる。少年時代二人はキングの被害者だったのだ。地元有力者を密(ひそ)かに容疑者と目(もく)する風間たち。だが、その追跡も空(むな)しく、猟奇殺人はさらに続く。そして、解決の鍵となる捜査資料が紛失した。署内に事件と関わりのある者がいるのか? 北の街を舞台に心の疵(きず)と正義の裏に澱(よど)む汚濁を描く、警察小説の傑作誕生!

著者紹介

香納 諒一 (カノウ リョウイチ)  
1963年、横浜生まれ。早稲田大学卒。91年小説推理新人賞を受賞し、92年に祥伝社刊『時よ夜の海に瞑れ』で長編デビュー。本格派ハードボイルド作家として注目を集め、99年『幻の女』で第五十二回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)