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亜墨理駕船渡来日記 横浜貿易新聞から

かなしん150選書 02

出版社名 神奈川新聞社
出版年月 2008年8月
ISBNコード 978-4-87645-426-6
4-87645-426-4
税込価格 1,540円
頁数・縦 295P 19cm

商品内容

要旨

ペリー艦隊を目のあたりにした名もない人々は、何を見たのか、感じたのか。古記録の復元とともに、わかりやすい解説で幕末庶民の国際感覚を知る。嘉永七年(一八五四)のペリー艦隊来航直後に記されたといわれる「亞墨理駕船渡来日記」。神奈川新聞の前身である横浜貿易新聞は、この古記録の連載を明治三十一年(一八九八)に開始した。本書は、既に失われてしまった原本を、連載記事を底本として復元。横浜開港資料館の史料を組み合わせながら解説を加え、現代に甦らせた貴重な一冊。

目次

発見―古記録に残る“衝撃”
幕開け―網の目の警備体制
緊張―地域の住民も動員
艦隊―朝日を背に近づく
座礁―積み荷を移し脱出
交渉―場所をめぐり対立
落書き―小船の水兵が岩に
漂流物―弾丸に軍事力痛感
祝砲―幕府驚き態度一変
交渉役―浦賀のエース官僚〔ほか〕

著者紹介

西川 武臣 (ニシカワ タケオミ)  
昭和30(1955)年愛知県生まれ。昭和54(1979)年明治大学大学院博士前期課程修了。横浜開港資料館主任調査研究員。博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)