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輿論と世論 日本的民意の系譜学

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2008年9月
ISBNコード 978-4-10-603617-0
4-10-603617-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 350P 20cm

商品内容

要旨

「世論の従って政治をすると間違う場合もある」(小泉純一郎)…この“世論”はセロンか、ヨロンか?“公的意見=輿論”と“世間の空間=世論”、両者を改めて弁別し、戦後を検証したい。終戦記念日、安保闘争、東京オリンピック、全共闘、角栄と日中関係、天皇制、小泉劇場などエポックとなる出来事の報道を分析し、メディアの世論操作を喝破する。甦れ、輿論。

目次

輿論は世論にあらず
戦後世論の一九四〇年体制
輿論指導消えて、世論調査栄える
終戦記念日をめぐる世論調査
憲法世論調査とポリズム批判
「声なき声」の街頭公共性
東京オリンピック―世論の第二次聖戦
全共闘的世論のゆくえ
戦後政治のホンネとタテマエ
テレビ世論のテンポとリズム
世論天皇制と「私の心」
空気の読み書き能力

著者紹介

佐藤 卓己 (サトウ タクミ)  
1960年生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学博士(文学)。東京大学助手、同志社大学助教授、国際日本文化研究センター助教授を経て京都大学大学院准教授。専攻はメディア史、大衆文化論。著書は『「キング」の時代』(岩波書店、日本出版学会賞・サントリー学芸賞受賞)、『言論統制』(中央新書、吉田茂賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)