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歴史認識問題の原点・東京裁判

シリーズ世界と日本21 36

出版社名 学習の友社
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-7617-1238-9
4-7617-1238-4
税込価格 1,572円
頁数・縦 143P 21cm

商品内容

要旨

本書は、東京裁判のあらゆる側面がわかるとともに、歴史認識問題の原点である東京裁判の意義、戦争犯罪の追及と国際的なパワーポリティクスの相克、東京裁判を起点とする戦争責任論・戦後補償論の発展について見取り図が描けるようになっています。なぜ戦後も天皇制が存続したのか、なぜ原爆投下が正当化されるのか、なぜいまごろ「昭和の日」が制定されるのか、なぜ靖国神社に参拝する政治家が多いのか―これらの「なぜ」を解くカギも含まれています。

目次

はじめに なぜ今、東京裁判の読みなおしが必要なのか
第1章 東京裁判とは
第2章 東京裁判の積極的意義―裁判が明らかにした歴史の真実
第3章 東京裁判の限界―「勝者の裁き」論の落とし穴
第4章 東京裁判と歴史認識
第5章 東京裁判と天皇制
おわりに 私たちにとっての東京裁判の歴史的意義

著者紹介

山田 朗 (ヤマダ アキラ)  
明治大学文学部教授
藏満 茂明 (クラミツ シゲアキ)  
明治大学大学院博士後期課程在籍
本庄 十喜 (ホンジョウ トキ)  
明治大学大学院博士後期課程在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)