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高校生の時の授業で日本史の先生が、社会党委員長の
- おすすめ度
- すぐじ書店 (長野県長野市)
「高校生の時の授業で日本史の先生が、社会党委員長の浅沼稲次郎が右翼少年山口二矢にまさしく刺される瞬間のラジオ実況を聞かせてくれました。鋭く叫ぶ少年の声、ドタドタ乱れる靴音、取り乱したアナウンサーの声、あれから20年近くたっても耳の奥に残っています。昨年久しぶりに再会した当時の先生にそのことを告げたらとても嬉しそうでした。そうかあ、あの時の私は山口二矢と同い年だったんだなあ。」
(2009年1月25日)
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商品内容
要旨 |
ひたすら歩むことでようやく辿り着いた晴れの舞台で、61歳の野党政治家は、生き急ぎ死に急ぎ閃光のように駆け抜けてきた17歳のテロリストと、激しく交錯する。社会党委員長の浅沼稲次郎と右翼の少年山口二矢。1960年、政治の季節に邂逅する二人のその一瞬を描くノンフィクションの金字塔。新装版「あとがき」を追加執筆。大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。 |
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目次 |
序章 伝説 |