• 本

真贋の洞察 保守・思想・情報・経済・政治

出版社名 文藝春秋
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-16-370370-1
4-16-370370-5
税込価格 2,096円
頁数・縦 366P 20cm

商品内容

要旨

世を惑わす言説と正す言説を見極めよ。警醒の時論集。

目次

第1章 保守の真贋について(生き方としての保守
安倍晋三は真正保守の政治家に非ず―二大政党制という妄想)
第2章 思想の真贋について(「偽君子」坂東眞理子の「品格」を斬る
「廃墟」の思想家・フェミニスト上野千鶴子 ほか)
第3章 情報の真贋について(GHQによる「焚書」公立図書館による「焚書」
朝日新聞の「社説21」が唱える空理空論を嗤う)
第4章 経済の真贋について(日米軍事同盟と米中経済同盟の衝突―なすところなき小泉、安倍、福田
日本は中国に「アヘン戦争」を仕掛けている―本来中国は「鎖国」文明である ほか)
第5章 政治の真贋について(日本は米中共同の敵になる―「集団忘却」の日本人へ
金融は軍事以上の軍事なり―米中は日本の「自由」を奪えるか ほか)

出版社
商品紹介

政治、経済、思想、インテリジェンスの混迷は、贋物が本物の顔をして横行しているからだ。今こそ“真贋”を見極める確かな視座を。

おすすめコメント

皇室問題でもタブーを恐れず発言する西尾氏の最新評論集です。副題にもあるように5つの分野に於ける「真贋」を問いただしています。例えば「思想」では『女性の品格』等のベストセラーを出している坂東眞理子氏や上野千鶴子氏と福田恆存氏とを対比しつつ、その真贋を解析。その他、海外労働者1000万人導入の動きへの批判など、最新のトピックスも含めて縦横無尽に「現代」を論じ尽くした1冊です。(ST)

著者紹介

西尾 幹二 (ニシオ カンジ)  
昭和10年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。同大学大学院文学修士。文学博士。電気通信大学名誉教授。評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)