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東天の獅子 第2巻

天の巻・嘉納流柔術

出版社名 双葉社
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-575-23638-5
4-575-23638-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 469P 20cm
シリーズ名 東天の獅子

商品内容

要旨

名門として聞こえた、関東の揚心流戸塚派、さらに九州古流柔術界の猛者たちが続々と登場する、群狼邂逅の第二巻。講道館が創設された明治十五年、九州では久留米、熊本の二大勢力が激突した。運命の「警視庁武術試合」より前に、すでに各地で新時代への胎動が起こり始めていた。講道館は、まさに台風の目となりつつあった―。

おすすめコメント

新興勢力・講道館を「学士柔術」として、軽んじる対抗勢力である柔術王国、久留米を中心とした九州勢、千葉の揚心流戸塚派。彼らの人間離れした死闘は、明治の世にまだ「武士」がいたことを雄弁に物語る。各派の激突前夜を描く第二巻。

著者紹介

夢枕 獏 (ユメマクラ バク)  
1951年神奈川県生まれ。77年、SF文芸誌『奇想天外』にて「カエルの死」でデビュー。89年『上弦の月を喰べる獅子』で第10回日本SF大賞、98年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)