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医学生からみたがん医療の現状 患者中心の医療をめざして

出版社名 先端医学社
出版年月 2008年11月
ISBNコード 978-4-88407-503-3
4-88407-503-X
税込価格 2,750円
頁数・縦 142P 26cm

商品内容

目次

1 がん医療に関わる施設―変わりつつある医療施設をみる(米国No.1の医療を日本に伝える―講演“Role of Medical Oncologists at M.D.Anderson Cancer Center”より
「患者満足度」を重視する病院のあり方―M.D.アンダーソンがんセンターの見学を通して
M.D.アンダーソンがんセンターにみる日米の医療の違い
国立がんセンターが主導するがん医療
患者の視点からのがん医療の実践
わが国のがん拠点病院の未来を探る―静岡県立静岡がんセンターの見学を通して)
2 がん患者の支援―患者とともに病気に立ち向かう人たちに聞く(血液疾患の患者支援のために求められること
長男の白血病をきっかけに骨髄バンク設立運動、電話相談へ―「傾聴」の大切さ・むずかしさ
「経験者」だからわかること、してあげられること
患者支援における情報提供のこれまでと、これから)
3 がん医療への取り組み―患者・医療者とともにがん医療をみつめる人たちに聞く(ブログにみる医療事情―インターネットによる医療情報収集と分類の実際
「病院ランキング」に潜む落とし穴
手術数からみる「病院ランキング」
新薬開発の流れを知る―くすりが患者さんに届くまで)

出版社・メーカーコメント

がん患者さんを支えるさまざまな立場の人々に医学生がインタビュー。現在のがん医療の姿が浮き彫りに 米国やわが国のがん医療を推進する施設、信念と実績と努力に基づき活動を続ける患者支援団体、その他マスメディアや製薬業の人々といったがん医療を支えるさまざまな立場の人々に、医学生が学習の一環からインタビューと施設見学をおこなった。この学習は将来の医療者を目指す彼らを薫陶するだけにとどまらず、事後彼らが作成したレポートは、はからずもわが国の医療の姿を如実に浮び上がらせるものであった。この実態を医療者、医療者を目指す方、がん医療にかかわるすべての方に認識していただき、明日のがん医療の発展に生かしていただきたい。インタビューを受けてくださった方々に再校閲、加筆をいただき、記事の裏づけを加えて単行本化。

著者紹介

岡本 真一郎 (オカモト シンイチロウ)  
慶應義塾大学医学部血液内科准教授
須田 年生 (スダ トシオ)  
慶應義塾大学医学部発生・分化生物学教授
渡邊 佳恵 (ワタナベ カエ)  
慶應義塾大学医学部学生
外山 弘文 (トヤマ ヒロフミ)  
慶應義塾大学医学部学生
荒井 学 (アライ マナブ)  
慶應義塾大学医学部学生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)