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鵤工舎の仕事 長泉寺建立記

出版社名 文藝春秋
出版年月 2008年12月
ISBNコード 978-4-16-370610-8
4-16-370610-0
税込価格 1,676円
頁数・縦 273P 20cm

商品内容

要旨

法隆寺最後の宮大工・西岡棟梁の後継者、小川三夫棟梁が率いる鵤工舎。東北最大規模の寺院本堂建立のために、一流職人のドリームチームが集結。世界最高の技の秘密が初めて明かされる。

目次

第1章 棟梁・小川三夫の考える本堂
第2章 材木
第3章 基礎
第4章 表具師
第5章 左官
第6章 建具
第7章 屋根瓦
第8章 本堂再建

出版社
商品紹介

日本一の宮大工集団・鵤工舎が木造寺院を建立するプロセスを、職人たちの語り、写真と図でわかりやすく解説した、後世に残したい1冊。

おすすめコメント

鵤(いかるが)工舎は法隆寺最後の宮大工、故西岡常一棟梁の唯一の内弟子だった小川三夫棟梁が率いる宮大工集団である。独自の徒弟制度で多くの弟子を育て、100棟もの堂塔を建立してきたが、小川氏は昨年で引退。本書は、小川棟梁最後の仕事である宮城県長泉寺本堂が完成するまでのプロセスを、宮大工、屋根瓦、左官、建具、経師などの諸職人たちの話と写真・図版で解説する。著者の塩野米松氏はこれまで数多くの職人の聞き書きに取り組んできたが、本書はその集大成とも言える作品。世界に誇る日本の巨大木造建築がどのようにして造られるのかがよくわかる、後世に残したい貴重な1冊である。(HE)

著者紹介

塩野 米松 (シオノ ヨネマツ)  
昭和22年、秋田県生まれ。東京理科大学理学部卒業。虫プロを経て独立、著述業に入る。日本のアウトドアライターの先駆者となる。小説では連続四回の芥川賞候補に。職人の聞き書きでも多大な業績をあげている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)