ベーシック・インカム入門 無条件給付の基本所得を考える
光文社新書 389
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2009年2月 |
ISBNコード |
978-4-334-03492-4
(4-334-03492-6) |
税込価格 | 1,056円 |
頁数・縦 | 290P 18cm |
商品内容
要旨 |
ベーシック・インカムは直接的には新しい社会保障の考え方であり、何より貧困問題の解消に一役買うことができると私は考えているけれども、本書は社会保障についての技術的なものではなく、もう少し別のものを目指している。個人の生活と社会の関係、労働とは何か、といった事柄について改めて考えてみる、そんな本のつもりである。近年におけるグローバリゼーションのなかで、約二〇〇年の歴史をもつ「ベーシック・インカム(基本所得)」の概念が世界的に注目を集めている。この新しい仕組みは、現代社会に何をもたらすのか。労働、ジェンダー、グローバリゼーション、所有…の問題を、あらゆる角度から捉え直す。 |
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目次 |
第1章 働かざる者、食うべからず―福祉国家の理念と現実 |