• 本

地球温暖化後の社会

文春新書 683

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-16-660683-2
4-16-660683-2
税込価格 825円
頁数・縦 206P 18cm

商品内容

要旨

極論すれば、地球が温暖化していようがいまいが「温暖化対策」は必要だ。脱・化石燃料が実現できなければ、人類に未来はない。科学的データに基づく20の論点から、温暖化との正しい付き方を説く。

目次

序章 暑さでバタバタ人が死ぬ!?(なぜIPCCの報告書を読むのか
世界を襲う大異変 ほか)
第1章 地球温暖化とは何か(暑いと温暖化の影響だと騒がれるのに、寒くても話題にならないのはなぜ?
地球はすでに温暖化している? ほか)
第2章 温暖化は避けて通れない(温暖化対策は経済にどのような打撃を与えるのか?
温暖化対策はエネルギーの安定需給につながる ほか)
第3章 昔に戻れる道はない(社会はどのように変化するか
快適エコ生活の方程式 ほか)

おすすめコメント

地球は温暖化しているのか? していないのか? しているとすれば対策を講じるべきなのか? 必要ないのか? 地球温暖化については議論百出の現状だが、すでに入り口の議論をしている段階は過ぎた。温暖化の論拠とされるIPCCの報告書は信用できないとの説もあるが、やはり全否定は難しい。いずれにせよエネルギー対策が必要だ。新技術を開発し、低炭素社会へ移行しなければ、人類に未来はないのだ。来るべき「温暖化後」には、どんな社会がやってくるのか? 20の論点を科学的に整理する。(AI)

著者紹介

瀧澤 美奈子 (タキザワ ミナコ)  
東京理科大学理工学部物理学科卒業後、お茶の水女子大学理学研究科物理学専攻修了・修士。一般企業を経て科学ジャーナリストに。文部科学省科学技術・学術審議会「地球観測推進部会」臨時委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)