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オーウェル文学の源流を求めて その想像的創造力の源泉

出版社名 春風社
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-86110-170-0
4-86110-170-0
税込価格 3,080円
頁数・縦 287,7P 19cm

商品内容

要旨

オーウェルの作品論、細部まで配慮のいきとどいた文章。第1章では、オーウェル専門の研究者でなくても理解できる内容に、同時に読み物としての面白さも追求。そこで文章化した観点・視点を、第2章の論術で深化し、敷衍させている。

目次

第1章 『オーウェル研究』ノート(B.ハインズに与えた影響
「気の向くままに」!!それとも「私の好きなように」?!
「反共作家」という風聞の出所を辿ってみると…?!
オーウェルはペシミズムに囚われたか?! ほか)
第2章 オーウェル文学の想像的創造力(幼年体験と文学的想像力―オーウェルの『一九八四年』体験
動物革命の理想とその変質―スペイン市民戦争と『動物農場』
“鯨の腹の内側に”を読み解く―ペシミズムではなく、創作指針の表明として
補遺―政治的ペシミズム論のからくり ほか)

出版社
商品紹介

作品に内在する豊かな「仮説」を外在化させることが文学研究の役割と著者は言う。『動物農場』の作家の文学的営為に迫る。

著者紹介

高橋 鍾 (タカハシ アツム)  
1943年、島根県に生まれる。九州大学大学院文学研究科修士課程修了。宮崎大学教育文化学部教授。エッセイ集『われ鍋にとじ蓋年記―高橋一家の年賀状』(弦書房2006)で、第10回日本自費出版文化賞文芸A部門賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)