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ブラック・ノイズ

出版社名 みすず書房
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-622-07418-2
4-622-07418-4
税込価格 4,180円
頁数・縦 361,26P 20cm

商品内容

要旨

都市貧困層の黒人が生んだラップ・ミュージック。歪んだ音響に切実な叫びを乗せ、自己の存在を世界に刻む。その力学を解き明かすヒップホップ文化研究の最重要書。

目次

第1章 周縁からの声―ラップ・ミュージックと黒人文化生産のいま
第2章 「夜汽車は出発準備完了」―脱産業都市ニューヨークのフロウ、レイヤリング、ラプチャー
第3章 ソウルな音響の力―ラップ・ミュージックにおけるテクノロジー、口承性、黒人文化の実践
第4章 怒れる予言者―ラップ・ミュージックと黒人文化表現
第5章 悪女たち―黒人女性ラッパーとラップの性の政治学

出版社
商品紹介

1970年代都市貧困層の黒人により誕生、全世界を魅了するラップ。この音楽の背景を理論化したヒップホップ・カルチャー研究の基本書。

著者紹介

ローズ,トリーシャ (ローズ,トリーシャ)   Rose,Tricia
ニューヨーク、ハーレムに生まれる。現在、ブラウン大学アフリカ研究学部教授。専攻はアフリカ系アメリカ文化研究。学術書として初めてヒップホップ・カルチャーを取り上げた『ブラック・ノイズ』は、1995年、アメリカ図書賞を受賞し、『ヴィレッジ・ヴォイス』紙の年間最優秀図書25冊にも選ばれた
新田 啓子 (ニッタ ケイコ)  
東京に生まれる。ウィスコンシン大学マディソン校大学院博士課程修了。東京学芸大学教育学部。一橋大学大学院言語社会研究科を経て、立教大学文学部英米文学専修准教授。専攻はアメリカ文学、文化理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)