『こころ』は本当に名作か 正直者の名作案内
新潮新書 308
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2009年4月 |
ISBNコード |
978-4-10-610308-7
(4-10-610308-7) |
税込価格 | 792円 |
頁数・縦 | 222P 18cm |
商品内容
要旨 |
文学に普遍的な基準はありません。面白いと思うかどうかは、読者の年齢や経験、趣味嗜好に左右されます。「もてない男」に恋愛小説が、そのケのない人に同性愛的文学がわからなくても、仕方のないこと。世評高い漱石の『こころ』やドストエフスキーは、本当に面白いのでしょうか?読むべきは『源氏物語』か『金閣寺』か?世界の古典を「大体読み終えた」著者が、ダメならダメと判定を下す、世界一正直な名作案内。 |
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目次 |
第1章 文学作品のよしあしに普遍的基準はない(「もてない男」に結婚生活の不幸を描いた小説がわかるのか |