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フランスの現象学

叢書・ウニベルシタス 911

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-588-00911-2
4-588-00911-7
税込価格 8,800円
頁数・縦 599,131P 20cm
シリーズ名 フランスの現象学

商品内容

要旨

20世紀思想の一大潮流をなす現象学。ドイツ生まれの“危機”の哲学の可能性を、他のどこよりも深く汲み尽くしたのは、両大戦間期以降のフランスであった。その受容期から、サルトル、メルロ=ポンティ、レヴィナス、リクールらにおける独自の発展、マルクス主義・構造主義との交錯からデリダに至るまでの運動を網羅し、超越論的思考の通史にして格好の注解としてドイツで読まれてきた名著の完訳。

目次

第1章 成立と定着
第2章 ジャン=ポール・サルトル―無条件的自由
第3章 モーリス・メルロ=ポンティ―受肉せる意味
第4章 エマニュエル・レヴィナス―第一哲学としての倫理
第5章 ポール・リクール―解釈の迂回路
第6章 特殊な影響諸領野
第7章 抗争する現象学

出版社
商品紹介

20世紀思想の本流、現象学。フランスを席捲したこの哲学の来歴と展開、構造主義との交錯までを網羅した古典的通史。

出版社・メーカーコメント

20世紀思想の本流、現象学。ドイツ生まれの〈危機の哲学〉が、他のどこよりも豊かな広がりをみせたのは、両大戦間期以降のフランスであった。その受容期から、サルトル、メルロ=ポンティ、レヴィナス、リクールらにおける独自の発展、マルクス主義・構造主義との交錯からデリダに至るまでの多彩な人脈と運動を網羅し、超越論的思考の通史にして最良の注解としてドイツで読まれてきた名著の完訳。

著者紹介

ヴァルデンフェルス,ベルンハルト (ヴァルデンフェルス,ベルンハルト)   Waldenfels,Bernhard
1934年生。ドイツの代表的な現象学者。ミュンヘン大学で哲学の学位・教授資格を取得。1976年から99年までボーフム大学の教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)