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雨をよぶ竜 4年にいちどの雨ごい行事

絵本・だいすきおはなし

出版社名 童心社
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-494-00746-2
4-494-00746-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 40P 23×24cm

商品内容

要旨

4年にいちど、巨大な龍があらわれる町があります。長さ36メートル、重さ3000キロの龍が、300人もの男たちにかつがれて町をねりあるきます。かつて、この町が村だったころ。電気、ガス、水道もなく、ひとびとは田んぼや畑で食べるものをつくって、くらしていました。雨がふらず、日照りがつづいた年には、わらや竹を使って雨をよぶ龍神をつくり、「どうか雨がふりますように」と祈ったのです。時代はかわり、わたしたちはその頃のひとびとが生活のなかでそだててきた手仕事の知恵やわざを、わすれようとしています。失ってしまうまえに、うけつぎ、守りつたえていかなければならない。ひとひどは思いをこめて4年にいちど、龍をつくっています。

出版社・メーカーコメント

埼玉県鶴ケ島市脚折で4年に1回行われる雨乞行事を絵本化。伝統行事の次世代への継承と、地域の文化を大切にする気持ちを描きます。

著者紹介

秋山 とも子 (アキヤマ トモコ)  
東京生まれ。女子美術大学絵画科卒業。いろいろな人の仕事や生活を取材し、絵本として描き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)