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軍事力と現代外交 現代における外交的課題

出版社名 有斐閣
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-641-04981-9
4-641-04981-5
税込価格 3,410円
頁数・縦 346P 22cm

商品内容

要旨

初版刊行以来、高い評価を得てきた国際政治学・国際関係論テキストの改訂版。この原書第4版では、「理論」と「歴史」の両面から国際政治を考察し分析を加える、という基本的枠組みは受け継ぎながら、北朝鮮の核問題など、日本を含むアジアにおける事例を新たに盛り込んでいる。第1部では、17世紀から現代に至るまでの外交や国際システムの歴史を描く。第2章では、そこから得られる教訓や理論的考察について、さまざまな事例を引きながら解説し、第3部では、外交政策と軍事力行使に対するさまざまな制約について考える。それらを受けた終章では、歴史と理論、現代外交をめぐる諸問題、そして今後の課題について述べる。

目次

第1部 過去から現在へ(外交の出現と大国
外交の古典的システム(1815‐1914年)
外交革命の始まり(1919‐39年)
戦後の安全保障システム―大国支配下国際連合か
冷戦
国際システムの展開)
第2部 歴史、理論、そして実際(歴史の教訓と外交戦略の知識
外交交渉
抑止
強制外交
危機管理)
第3部 制約と省察(軍事力と外交戦略についての倫理とその他の制約)
軍事力と外交戦略に関する省察と現代における外交的課題

出版社
商品紹介

軍事力と外交戦略の関係を説明した外交史・外交理論のテキスト。原書第4版では倫理と国際政治の関係を扱う章を新設した。

著者紹介

ローレン,ポール・ゴードン (ローレン,ポールゴードン)   Lauren,Paul Gordon
1946年ワシントン州シアトルに生まれる。1973年スタンフォード大学で博士号取得。1985年モンタナ大学マンスフィールド・センター初代所長に任命され、現在、モンタナ大学教授
クレイグ,ゴードン・A. (クレイグ,ゴードンA.)   Craig,Gordon A.
1913年グラスゴー(スコットランド)に生まれる。1925年渡米。1941年プリンストン大学で博士号取得。同大学教授(1951‐61年)、1961年からスタンフォード大学教授。現在、同大学名誉教授。1962年からベルリン自由大学名誉教授。歴史学専攻。2005年死去
ジョージ,アレキサンダー・L. (ジョージ,アレキサンダーL.)   George,Alexander L.
1920年シカゴに生まれる。1958年シカゴ大学で博士号取得。米軍のドイツ占領行政にたずさわった後、ランド研究所を経て、1961年からスタンフォード大学教授。同大学名誉教授。政治学専攻。2006年死去
木村 修三 (キムラ シュウゾウ)  
1934年生まれ。神戸大学名誉教授
滝田 賢治 (タキタ ケンジ)  
1946年生まれ。中央大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)