• 本

被爆のマリア

文春文庫 た61−3

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-16-775390-0
4-16-775390-1
税込価格 586円
頁数・縦 243P 16cm

商品内容

要旨

ようやく結婚が決まった38歳の私に父が提案したのは、結婚式のキャンドルサービスに「原爆の火」を使うことだった。戦後60年を経てなお日本人の心を重く揺さぶる闇を被爆者ではない4つの視点から見つめ、「実在しない片仮名のヒロシマ」ではなく「正真正銘の広島」にたどり着こうとする、著者渾身の問題作。

著者紹介

田口 ランディ (タグチ ランディ)  
1959年、東京生まれ。2000年に長篇小説「コンセント」を発表、本格的な作家活動をはじめる。人間の心の問題をテーマにフィクション、ノンフィクションを往還する幅広い執筆活動を展開。2001年、「できればムカつかずに生きたい」で第一回婦人公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)