• 本

みちのく忠臣蔵

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-16-328260-2
4-16-328260-2
税込価格 1,676円
頁数・縦 268P 20cm

商品内容

要旨

日本橋の高札場で、元盛岡藩士が切腹した。背景には、盛岡・弘前両藩の二百数十年にわたる確執があるらしい。旗本の嫡男・神木光一郎は、盛岡出身の剣豪・相馬大作と親交を深めるうち、大藩の存亡にかかわる真実を知ることとなるが…。

出版社
商品紹介

旗本の光一郎は、友が盛岡・弘前両藩の確執に絡み、不穏な計画を立てていることを知る。主への忠義と己の信義を貫く武士の姿を描く。

おすすめコメント

昨年、『一朝の夢』で松本清張賞を受賞した著者の、待望の新作です。神木光一郎は旗本の嫡男だが無役で、武家の揉め事などを解決して小遣い稼ぎをしている。ある日、日本橋の高札場で盛岡藩士が切腹した。背景には盛岡藩と弘前藩の二百数十年にわたる確執があるらしい。一方、光一郎は弘前藩に係わる揉め事を相談されていた。さらに光一郎の友人で盛岡藩出身の相馬大作はなにやら不穏な動きをしていた。光一郎は相馬が引き起こした事件を知って彼を助けようとするが……。主君への忠義と自身の信義を貫いた武士の姿を描く力作。ぜひご一読を。

著者紹介

梶 よう子 (カジ ヨウコ)  
東京都生まれ。フリーランスライターのかたわら小説執筆を開始し、2005年「い草の花」で九州さが大衆文学賞大賞受賞。08年、『一朝の夢』で松本清張賞を受賞し、同作で単行本デビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)