• 本

ふちなしのかがみ

出版社名 角川書店
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-04-873929-0
4-04-873929-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 277P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 花子さんに嘘をついてはいけない

    直木賞作家が描く。懐かしくも恐ろしい現代の怪談がここに…(横手清陵学院高校 インターンシップ 福地遙奈)

    (2012年8月2日)

  • ちょっぴり怖い、短編集

    現実と鏡の境界、真実と夢の境目を失い、ふとしたことで「こちら側」にしみ出してくる世界を感じるのが好きな著者。読んだら夜きっと、思い出してトイレにいけなくなってしまう、勉強もせずに読んでいるとお母さんに怒られる、そんな「いけないこと」を抱えながらそれでもやめられずに最後まで読み上げてもらえるのが著者が思う理想の読書のカタチです。なんだか怖いけど見てみたい気になりませんか?

    (2010年2月16日)

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商品内容

要旨

ひややかな恐怖が胸に迫る―青春ミステリの気鋭が初めて封印を破った現代の怪談!おまじないや占い、だれもが知っていた「花子さん」。夢中で話した「学校の七不思議」、おそるおそる試した「コックリさん」。やくそくをやぶったひとは、だぁれ?その向こう側は、決して覗いてはいけない―。

おすすめコメント

その向こう側は、決して覗いてはいけない――。冬也に一目惚れした加奈子は、恋の行方を知りたくて禁断の占いに手を出してしまう。鏡の前に蝋燭を並べ、向こうを見やると……。子どもの頃、誰もが覗き込んだ異界への扉を、青春ミステリの旗手が鮮やかに描きだす!

著者紹介

辻村 深月 (ツジムラ ミズキ)  
1980年2月29日生まれ。千葉大学教育学部卒業。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で、第31回メフィスト賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)