• 本

どれくらいの愛情

文春文庫 し48−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-16-777201-7
4-16-777201-9
税込価格 734円
頁数・縦 494P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 表題作を含む4つの中長編。5年前、結婚の約束をした女性に裏切られた男が、その時の別れの本当の理由を知り…という表題作。甘いものが得意ではないにもかかわらず、すっと食べにきていた晶。頼んでいたのは「ミニたい焼きぜんざい」と「みかん」だったのだろうか?そんなことを想像してしまうと自然に涙が頬を伝う。
    自分のこともよくわかっていないけど信じてみようと思う、自分のことも他人のことも。受け入れがたい考え方やあまりにも詳細すぎる表現が多く好き嫌いがはっきりする作家さんの1人だろう。それでも読むのは、それ以上に「大切なもの」を気付かせてくれる小説を書いているからだろう。表題作以外の3編もクセはあるがいい話。特に「20年後の私へ」は印象深い。(高)

    (2009年8月26日)

商品内容

要旨

5年前、結婚を目前に最愛の女性、晶に裏切られた正平は、苦しみの中、家業に打ち込み、思わぬ成功を収めていた。そんな彼に突然、電話が。再会した男と女。明らかにされる別離の理由(表題作)。目に見えるものだけでは分からない「大切なもの」に気づくとき、人は感動に打ち震える。表題作の他3作を収録した傑作恋愛小説集。

おすすめコメント

5年前、結婚を目前に最愛の女性、晶に裏切られた正平は、苦しみの中、家業に打ち込み、思わぬ成功を収めていた。そんな彼に突然、電話が。再会した男と女。明らかにされる別離の理由(表題作)。目に見えるものだけでは分からない「大切なもの」に気づくとき、人は感動に打ち震える。表題作の他3作を収録した傑作恋愛小説集。

著者紹介

白石 一文 (シライシ カズフミ)  
1958年福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務を経て、2000年に『一瞬の光』で小説家としてデビュー。2009年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で、第22回山本周五郎賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)