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世界でもっとも奇妙な数学パズル

出版社名 青土社
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-7917-6495-2
4-7917-6495-1
税込価格 2,640円
頁数・縦 285P 20cm

商品内容

要旨

信じられない答えが出る18の数学パズル。悪名高いモンティ・ホール問題、ガモフ=スターンのエレベーターのパラドックス、クラスカルのトランプ手品、カントールのアレフの楽園、刺激的なバナッハ=タルスキーの逆説など、古今東西のありとあらゆるジャンルから信じられない答えの出る数学パズルを集大成。そのパズルにまつわる歴史的、人物的エピソードも満載した、数学マニアをうならせる世にも奇妙な数学パズル集。

目次

それはみんな知っている―裸の王様と数学的帰納法
シンプソンの逆説―部分では勝っているのに、全体では負ける(平均と母集団)
不可能な問題―限られた情報からの全体像の再構成
ブレースの逆説―道が増えても渋滞が増え、道路を封鎖しても渋滞は生じない…
複素数の冪乗―iのi乗は実数…冪乗の意味
いちかばちか―モンティ・ホール問題と関連問題
カントールの楽園―数えられる無限と数えられない無限
ガモフ=スターンのエレベーター―上がりたいのに来るのは下りばかり
コイントス―その信号の列はランダムか
ワイルド・カードつきポーカー―役の順位の評価は変わるか
二つの級数―調和級数(自然数の逆数の和)、オイラー級数(自然数の平方の逆数の和)
トランプ手品―どうやっても必ずそうなる仕組み
針の回転―線分が回転して覆う最小の面積は?
最善の選択―けっこう「当たる」自然選択
累乗の力―2の冪乗の最初の方の数は?
ペンフォードの法則―先頭の数字の分布
グッドスタイン数列―いかに急速に増えるように見えても、いずれは0になる数列
バナッハ=タルスキーの逆説―分割して組み替えると2倍になる?(選択公理の奇怪さ)

著者紹介

ハヴィル,ジュリアン (ハヴィル,ジュリアン)   Havil,Julian
イギリスのパブリックスクールで数学教師を勤める傍ら、数学に関する文章を多数執筆
松浦 俊輔 (マツウラ シュンスケ)  
名古屋工業大学助教授を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)