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空飛ぶタイヤ 上

講談社文庫 い85−9

出版社名 講談社
出版年月 2009年9月
ISBNコード 978-4-06-276452-0
4-06-276452-0
税込価格 745円
頁数・縦 471P 15cm
シリーズ名 空飛ぶタイヤ

書店レビュー 総合おすすめ度: 全3件

  • 最初は勝手にあっけらかんとした脳天気なストーリーを想像して手に取った一冊でした。まさか脱輪したタイヤのことを書いた小説とは知らずに・・・あの有名なリコール隠し事件のことを描いた話とは夢にも思わず・・・八方ふさがりの人間がいかに辛いものか、ということを私がどこまで実感できるかはともかくとして、池井戸さんの著作は毎度、拳を握る展開が多いので、あとで知らぬ間に指とかが痛くなっています。理不尽さに憤りながらも、よい結末を願って、よい人が助け船を出すことを願って読み進める私は、まだまだ純粋な青年かもしれません(笑)とにかく、ハラハラドキドキ感いっぱいの、読んだあとに優しくなれる一冊です。

    (2014年3月20日)

  • 勇気と正義を貫く一冊

     胸を打つ序章。その余韻を引きずる間もなくストーリーは急展開します。平凡な運送会社の社長である主人公が、一瞬にして死亡事故を起こした運送会社の社長になってしまいます。事故は誰の責任なのか? 
     無責任で傲慢な大企業に対し真っ向から果敢に挑む主人公に共感! 孤立無援、何度も崖っぷちに立たされながらも前に進みます。 やがて少しずつ救いの手が現れ・・・起死回生、一発逆転となるのか? 

    (2012年5月23日)

  • 前向きに生きる

    一時期問題となった自動車メーカーの「リコール隠し」を題材とし、その欠陥車で事故を起こした中小運送会社社長が、大手メーカー相手に企業責任を追及し、社会正義の信念を貫いて戦いを挑む男のドラマです。
    昨今は金儲け主義に誰でもおちいりがちになっているが、人間としての誇りを忘れず、前向きに生きることの素晴らしさを教えてくれる、心が熱くなる1冊です。

    (2009年11月21日)

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商品内容

要旨

走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行者の母子を直撃した。ホープ自動車が出した「運送会社の整備不良」の結論に納得できない運送会社社長の赤松徳郎。真相を追及する赤松の前を塞ぐ大企業の論理。家族も周囲から孤立し、会社の経営も危機的状況下、絶望しかけた赤松に記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。

おすすめコメント

トレーラーの走行中に外れたタイヤは凶器と化し、通りがかりの母子を襲った。原因は「整備不良」なのか、それとも……。圧倒的エンターテインメント巨編!

出版社・メーカーコメント

その事故は事件だった!直木賞候補の話題作トレーラーの走行中に外れたタイヤは凶器と化し、通りがかりの母子を襲った。原因は「整備不良」なのか、それとも……。圧倒的エンターテインメント巨編!

著者紹介

池井戸 潤 (イケイド ジュン)  
1963年、岐阜県生まれ。慶應義塾大学文学部・法学部法律学科卒。1988年、三菱銀行(当時)に入行。1995年、同行を退職。コンサルタント業の他、ビジネス書の執筆を手がける。1998年、『果つる底なき』(講談社文庫)で第44回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)