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竜馬を斬った男

集英社文庫 さ5−37

出版社名 集英社
出版年月 2009年9月
ISBNコード 978-4-08-746482-5
4-08-746482-2
税込価格 607円
頁数・縦 309P 16cm

商品内容

要旨

会津藩士の三男坊・佐々木只三郎。精武流の剣と宝蔵院流の槍を学び、立身を夢見て江戸へ。やがて京へ上った只三郎は、その剣技と知謀を認められ、京都見廻組与頭となる。討幕を呼号する尊皇過激派の跳梁跋扈が熾烈化すると、まず尊皇派の清河八郎を暗殺、そして坂本竜馬を狙い…。表題作他、激動の幕末を至純な情熱で駆け抜けた若者たちと、彼らを愛した女たちの切なく哀しい生き様を描く全七篇。

出版社・メーカーコメント

維新の激動期、歴史変革に奔走した剣士達 佐々木只三郎は、精武流の剣と宝蔵院流の槍を学び直心影流の奥義を会得、京都見廻組与頭となる。只三郎は、まず清河八郎を暗殺、そして坂本竜馬を…。独特の史観で描く7編。(解説/高橋千劒破)

著者紹介

早乙女 貢 (サオトメ ミツグ)  
1926年、中国ハルビン生まれ。戦後、山本周五郎の知遇を得、作家となる。68年『僑人の檻』で第60回直木賞受賞。89年、独自の歴史観が結実した大河小説『会津士魂』で第23回吉川英治文学賞を受賞。『血槍三代』など著書多数。2008年12月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)