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昭和天皇 第3部

金融恐慌と血盟団事件

昭和天皇   3

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-16-371660-2
4-16-371660-2
税込価格 1,834円
頁数・縦 314P 20cm
シリーズ名 昭和天皇

商品内容

要旨

即位直後から国内外の不穏な事件の数々に直面する若き天皇裕仁。「彼の人」とその時代を描き尽くす著者のライフワーク、第三部。

目次

昭和の幕開け
金融恐慌
政治への批判
女官制度の改革
張作霖爆殺事件
神ながらの道
総理への問責
皇嗣なき天皇
懊悩の日々
浜口雄幸狙撃
三月事件
満州事変
十月事件
血盟団事件

出版社
商品紹介

著者畢生の評伝、待望の第3部。張作霖爆殺事件から血盟団事件まで、時代が混迷の相を深めるなかで、天皇・裕仁の懊悩が描かれる。

おすすめコメント

大正天皇が崩御し、いよいよ昭和が幕を開ける。世相は混迷をきわめ、テロが続発していた。張作霖爆殺事件、浜口宰相狙撃、三月事件、満州事変、十月事件、血盟団事件……。20代の青年・裕仁は懊悩の日々を送る。膨大な資料と圧倒的な筆致で描く、裕仁と彼が生きた時代の息吹を体感してください。

著者紹介

福田 和也 (フクダ カズヤ)  
1960年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。同大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了。現在、慶應義塾大学教授。文芸評論家として文壇、論壇で活躍中。93年『日本の家郷』で三島由紀夫賞、96年『甘美な人生』で平林たい子文学賞、2002年には、『地ひらく 石原莞爾と昭和の夢』で山本七平賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)