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世界音痴

小学館文庫 ほ4−1

出版社名 小学館
出版年月 2009年10月
ISBNコード 978-4-09-408441-2
4-09-408441-X
税込価格 494円
頁数・縦 205P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 歌人、穂村弘の生活と意見

    うだつの上がらないサラリーマン兼歌人の自虐と人間観察に彩られた日常を淡々と綴ったエッセイです。「あるある」と笑ってしまうエピソードが中心ですが、「なるほど」とうなってしまう社会の切り方や考えなども豊富で、読後にはいろいろな感情がないまぜになった不思議な感覚になりました。

    (2014年3月12日)

  • 穂村さんならきっとわかってくれる!!

    なんてダメな人なんだろう
    と思いながら読んでいると、あることに気が付く。
    自分も同じことをしている。
    自分も同じ戸惑いを感じている。
    どうやら私も世界音痴であるようだ。
    でも案外世界音痴な人って多いような気がする。
    だから穂村さんが愛される。
    だから共感を呼ぶ。
    自分の解説書のようで楽しかったです。
    所々、話の最後に出てくる短歌は
    まるで童話やおとぎ話の一部のようにかわいらしくて
    ますます穂村さんが愛おしくなってしまいます。

    小学生のころ、“自然に”ランドセルを忘れて学校に行く
    ということに憧れた気持ち、
    きっと穂村さんにはわかってもらえる気がします…

    (2009年11月4日)

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商品内容

要旨

末期的日本国に生きる歌人、穂村弘。雪道で転びそうになった彼女の手を放してしまい、夜中にベッドの中で菓子パンやチョコレートバーをむさぼり食い、ネットで昔の恋人の名前を検索し、飲み会や社員旅行で緊張しつつ、青汁とサプリメントと自己啓発本で「素敵な人」を目指す日々。爆笑そして落涙の告白的エッセイ。

目次

一億年後の誕生日
回転寿司屋にて
豚年の年賀状
嘘眼鏡

ビタミン小僧
一秒で、
あんパン
世界音痴
再び、世界音痴〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

人気歌人は究極のダメ男?爆笑と落涙の告白末期的日本国に生きる歌人、穂村弘(独身、39歳、ひとりっこ、親と同居、総務課長代理)。雪道で転びそうになった彼女の手を放してしまい、夜中にベッドの中で菓子パンやチョコレートバーをむさぼり食い、ネットで昔の恋人の名前を検索し、飲み会や社員旅行で緊張しつつ、青汁とサプリメントと自己啓発本で「素敵な人」を目指す日々。<今の私は、人間が自分かわいさを極限まで突き詰めるとどうなるのか、自分自身を使って人体実験をしているようなものだと思う。本書はその報告書である>世界と「自然」に触れあえない現代人の姿を赤裸々かつ自虐的に描く、爆笑そして落涙の告白的エッセイ。

著者紹介

穂村 弘 (ホムラ ヒロシ)  
1962年札幌生。歌人。上智大学英文学科卒業。90年、歌集『シンジケート』でデビュー。エッセイ、短歌評論、絵本翻訳などでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)