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宝子たち 胎児性水俣病に学んだ50年

出版社名 弦書房
出版年月 2009年10月
ISBNコード 978-4-86329-028-0
4-86329-028-4
税込価格 2,200円
頁数・縦 195P 21cm

商品内容

要旨

胎児性水俣病の発見から半世紀。責任と認定の問題は未だ解決していない。胎児性水俣病が語る未来へのメッセージ。障害と共生する「いのち」の尊さ。

目次

未来のいのち―まえがきにかえて
第1部 子宮は環境(その頃、水俣と熊大では
宝子といわれて
遙か故郷を離れて
産むべきいのち
子宮は胎児を護ってくれない
枯葉剤はまかれた
へその緒と出会う
母は原爆を浴びた
母の胎内で被曝か)
第2部 生と死の闘い(ある女性水俣病患者の死
千鶴さん
せめて花嫁衣裳を
ふうてん)
第3部 医の倫理(いのちをつなぐ
子宮は環境ということ―胎児にとって公害も薬害も区別がない
戦争で使われた化学物質の影響
水俣における差別
ノーヒロシマ、ノーボパール
水俣学と環境倫理)