• 本

泥流地帯 続

改版

新潮文庫 み−8−7

出版社名 新潮社
出版年月 2009年11月
ISBNコード 978-4-10-116207-2
4-10-116207-7
税込価格 935円
頁数・縦 537P 16cm
シリーズ名 泥流地帯

商品内容

要旨

突然爆発した十勝岳の泥流は開拓部落に襲いかかり、一瞬にして、家族の命を奪い、田畠を石河原に変えた。地獄と化した泥流の地から離散していく人々もいるなかで、拓一・耕作兄弟は、祖父・父の苦労の沁み込んだ土地を、もう一度稲の実る美田にしたいと、再び鍬を手にする。そんな彼らに、さらに苦難が襲いかかる。苦闘の青春を描き、人生の報いとは何かを問う感動の完結編。

著者紹介

三浦 綾子 (ミウラ アヤコ)  
1922‐1999。旭川生れ。17歳で小学校教員となったが、敗戦後に退職。間もなく肺結核と脊椎カリエスを併発して13年間の闘病生活。病床でキリスト教に目覚め、1952(昭和27)年受洗。’64年、朝日新聞の一千万円懸賞小説に『氷点』が入選、以後、旭川を拠点に作家活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)